イヤフォン・ヘッドフォン事情

普段はMDR-1000XM2を使っていて、これはこれでいいお値段しただけあって値段以上に満足しているがときどき耳を覆うようなヘッドフォンをしているとよろしくない場面もあったりする。

もう少し普通のイヤフォンが欲しくなっていたが、スマートフォンからイヤフォンジャックが無くなりつあるので、必然的にBluetoothイヤフォンを選択せざるを得ない。左右分離型は初期の頃の怪しいモデルを買って、とてもひどい体験だった。電源が入っているのか分からなかったり、受信感度が低く左側だけ音が切れたりすることや、挙句の果てには同期がずれたこともあった。首掛け式を候補に考えていたが、Ankerが新型を出しており評判が良かったので再挑戦とばかりに買ってみた。

感想としては、前に使っていたモデルでの欠点の多くが改善されていた。

一つは、電源のスイッチ。イヤフォン本体には電源スイッチがなく、ケースから取り出したら自動的にオンになる。左右分離型だけでなく、Bluetoothイヤフォン全般で電源の状態が外から確認しにくいのが欠点だと思っていたので、この方式は良いと思った。ケースから出いてたら基本的にはオンなのだ。とてもわかり易い。 感度はさほど長い時間使っていないが、まあ安定している。歩いていてブチブチ切れることはない。ただ、東京等の混雑した状況で使うとまた違うかもしれない。左右の同期ずれは一度も起こっていない。

たまに接続に失敗したときなどはケースに戻して再び出すと、再接続される。本体単体ではリセットすらできないので、ケースを持ち歩かずに使うというのは結構厳しい。それ以前にバッテリーがそれほど持たないので、ケースは必須だが。

接続対象がiPhoneなのであれば、Air Podsを使うのが一番良いのだろうけどAndroidを使っており8000円ならまあリーズナブルだと思った。