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現代人は義体化はしていないが、それに近い状態と言えるのではないか

Netflix攻殻機動隊 2nd GIGをやっていたので、久しぶりに見た。

第一話「再起動 REEMBODY」では再結成された公安9課がテロリストが占拠した大使館への突入作戦を行うという話。突入作戦に先立って、テロリストの1名の電脳をリモートから乗っ取って、内部の情報を得るというシーケンスがある。いかにも攻殻機動隊らしいシーンであるが、現代の人質占拠事件があったとして内部の情報を得るためのとっかかりとして使うとしたらスマートフォンだよなと思った。

作中では突入時に支援させる形で仲間を銃撃させているが、スマートフォンを乗っ取るだけではそこまでは難しいだろう。しかし、それ以外については現代でも近いことができるのではないか。建物内での正確な位置情報の取得はもちろん、カメラやマイクを有効にしての室内の情報収集や、対象となっている人物の背後関係などもリモートから調査できるだろう。

映画「スノーデン」ではノートPCのカメラをリモートから有効にすることで、対象の人物に関する情報を得るというシーケンスがあった。どこまでが真実であるかは確かめることが難しい部分もあるものの、政府機関がそれに近いことを実現できたとしても不思議はない。Androidは既知の脆弱性について対応されていない端末も少なくない。

公表されるかは別として、特殊部隊が動くレベルの人質事件が発生した場合に犯人や人質が持っているスマートフォンにリモートから侵入するというのは有りそうな話だと思った。

スマートフォンは様々なセンサーの塊で、個人情報も山ほど抱えて多くの人が持ち歩いており、しかもネットワークに常時接続されているという点で、もはやSFの世界に近い計算機だなと。おまけに脆弱性も多い

USBメモリスティックを壊してしまうなど

MacBook Proのデータを破壊して、起動できなくなる事態になってしまったため、懲りてバックアップをとるようにした。 Time Machineがあるので、USBメモリスティックがあればいいやと適当なのを買う。 MacBook の搭載SSDが小さいモデルなので、さほど巨大な容量は要らないのである。

しかし、買ったこれは小さいのは良いが、小さすぎてUSBポートから抜くのが凄く難しい。

小さいのはいいことにキーホルダーに繋いで持ち歩くようにしていたのだが、使い始めて一ヶ月ほどで壊れてしまった。 Time Machine的に壊れたわけではなく、他のPCに繋いでフォーマットしようにもデータエラーが出て全く使い物にならない。キーホルダーにぶら下げていたため、ポケットからの出し入れなどで静電気により壊してしまったようだ。

代わりに買ったのは次のもの

接続部分が収納可能だし、大きさも適当でよかった。今度こそ長持ちして欲しいところ。

最近見た映画

劇場とNetflix

ジョン・ウィック

当たり外れが激しいキアヌ・リーブスの出演作の、当たりの方。公開時に随分話題になったので観たいなとおもっていたところで、Netflixに出ていたので観た。

単発アクション物として単純な設定と単純なストーリーとかっこいいアクションで安心して見られる。 評判が良かったのはわかるけど、続編作っちゃうのか。本作自体できれいに終わっているのでそれでよかったんじゃないかという気もする。

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

邦題からしたらもっとサスペンスやアクションの色が強いのかと思ったら、かなり地味な作品だった。

ドイツの検事が逃亡したナチス戦犯アイヒマンの逃亡先に関する情報を手にしたことから、追い詰めていくという話だが、本人が銃を持って追いかけ回すでなくモサドに情報を流して身柄を確保してもらうなど裏方の話である。舞台となった戦後間もない頃のドイツの雰囲気は良かった。

しかし、あれをオチに持ってくるのかー。微妙な空気になった。

英雄の条件

サミュエル・L・ジャクソントミー・リー・ジョーンズ主演の軍事法廷物。 中東イエメンでアメリカ大使館がデモ隊に囲まれている状況から救出する作戦で、群衆に向かって発砲を命じた指揮官が裁かれるという話。指揮官のかつてのベトナムでの戦友が弁護をする、という筋。指揮官がサミュエル・L・ジャクソン、弁護士役がトミー・リー・ジョーンズ。 法廷物と言いつつ、法廷のシーンはさほど長くない。

あと中東の描写が雑だなーとおもったら、案の定、その点について非難された作品とのこと。9.11以降な感じがしないと思ったら、2000年の作品だった。さもありなん。

The Big Short

サブプライムローンのときに大儲けした実在の人物を中心にした作品。 普通のドラマ風なんだけど、演者が突然カメラに向けて語りだすという演出は個人的に好きだ。

後知恵だったらなんでも言えるが、あの状況で暴落に賭けるというのは蛮勇に近いよな。少額であっても私は怖くて絶対できないわ。

登場人物の人格の破綻っぷりだったり、暴落する側に賭けるが実際に暴落するまでのヒリヒリした感じ、若手の無邪気さやそれに対する警句など映画として観ていて楽しい。 マネーボールと同じくブラッド・ピットが出演し製作にも参加しているが、一人だけコスプレして本人が参加しているような奇妙な感じがした。主演のクリスチャン・ベールがすごく役に入り込むタイプなのでより差が気になった。

難消化性デキストリン

半年ぐらい前から、難消化性デキストリンを自宅での食事の時に摂取している。

摂取方法としてはコーヒーに混ぜたりして飲んでいる。外食もそれなりにして、その場合は飲まないし、自宅でも毎食必ず飲むわけではないので、かなりルーズに飲んでいる状態。

半年ほどは経過しているが、正直痩せることを期待していなかったし、事実痩せなかった。顕著な変化としては、便通がすごく良くなった。割と便秘気味だったのだが、飲み始めてから顕著に良くなった。

肌荒れの症状が出ることもあって、便秘が原因だと勝手に判断していたが、こちらもやや改善したように思う。

しかし、飲み始めてから半年を経過して、飲む量を減らしたわけでもないのに当初の変化が自然と戻りつつあるように感じる。体のホメオスタシスによるものなのか、一過性の症状であるのかは結論は出ていない。

最近観た映画

エクス・マキナ

Googleの創業者をイメージした検索エンジンの会社のCEOのプライベートな家に招待された社員がそこでAIの相手をする話。 豪邸ではあるが、狭い家で大半のシーンが完結するのできっと制作費はかかっていないのだろうと思うが、全編を通して映像はそれほど安っぽくない。 話の展開はよくある内容だと思った。

しかし、社長のキャラクターと劇中での扱いが酷いので、モデルになった人からクレームになったりしないのだろうか。 実際にはクレームをあげたら、当人の株を下げることになるだろうし、有名税なのか。

AIとロボティクスの話は別だと思うのだけど、一般の人からしたらAIが実現できれば人型のロボットもすぐにできるというイメージなんだろうか。昔の人工知能物のほうが人型にこだわりがなかったように思う。

帰ってきたヒトラー

ドイツ国内でベストセラーになった本がベースだからか、海外に売る映画としては内容がかなりドイツ国内の事情に入り込んでいた。

オチもブラックだし、ドイツ人だってヒットラーをネタにすること位できるんだぜという自負心めいたものを感じた。しかし、ユダヤ人の下りはさすがにとってつけた感じがしたので、言及しないわけにも行かず言及しても笑いに昇華できるほどでもなく、生々しい傷なんだな。

Chromeboxを買って普通のLinuxで使う

ASUSのアウトレットショップChromeboxが15kほどで出品されていたので、購入した。目的としてはメモリの小ささなどが不満になってきたLinuxを入れた小型デスクトップの代替として。

標準では2GBのメモリと16GBのディスクでは不足することはわかっていたので、同時購入で4GBx2のメモリと256GBのSSDを買っておいた。

メモリはDDR3のSO-DIMM低電圧版。標準では2GBが一つ搭載されだったが、スロットは2つあった。SSDはM.2 フォームファクタの中で2242というサイズ。幅22mmで長さが42mmというもの。M.2でも最小のサイズであるようだ。SO-DIMMよりも二回りぐらい小さい、SSDなのでフラッシュが載っているだけなのでこれぐらいで十分とはいえ何だか有り難みがない。

購入直後は一度Chrome OSで起動して動作確認した。Chrome OS自体はGoogleアカウントがあれば文字通り箱を開けて数分でウェブが見られるぐらい簡単にセットアップできる。普段からChromeに依存している生活をしているなら十分に実用性があると思う。

とはいえ、今回はLinuxに入れ替えて使うのである。ASUSのChromeboxは下のゴム足を剥がさないと内部にアクセスできない。メモリとSSDを交換してリカバリをする。

SSDを交換してしまっているので、電源を入れても正常に起動してこない。他のPCなどでUSBメモリにリカバリ用のイメージを焼いてそこからブートすることで元のChrome OSを再現できる。リカバリイメージの作成ツールChromeのアプリとして実装されているのは流石である。起動イメージは機種ごとに違うが、機種を指定するためにはChromeboxのエラー画面にあるコードを入力する。

おおよその流れは以下を参照 www.erat.org

あとの流れはDeveloper modeを有効にして、legacy bootを有効にする。USBブートで任意のOSを入れれば良いはずなのだが、初期のBIOSにはUSBブート回りで問題があるらしく何故か野良でパッチを当てて作りなおしたバイナリを適用する必要があった。BIOSは書き換えられることを想定していないので、BIOSのブートプロテクトを外す必要がある。これはマザーボード上のパターンショートを解除することで実現されており、ネジを外すことで書き込み可能となる。

あとは普通にUSBブートからインストールすれば良い。何故かDebian Stableのブートメディアはカーネルに制御が移った瞬間に再起動するという問題があったので、Ubuntu 14.04を試したりしつつ(これは普通に動いた)、結局はDebian testingのブートメディアからインストールした。

OSを書き換えることを前提としてないことから起動回りがちょっと特殊ではあるが、OS入れ替えたあとはほとんど普通のLinuxとして使える。サスペンドBluetoothなどの搭載デバイスも正常に動いている。ブートスプラッシュの画像がChrome OSの起動エラー画面だったりするのはご愛嬌

かかった費用は本体が15K、メモリが6K、SSDが14k。合計35kとさほど安くはなりませんでした。

こんなにチープな組み合わせでもfioでrandom readベンチマークを取ると24000iopsぐらい出ました。

最近の給電技術についてまとめた

USB 2.0

5V 500mA。いわゆる何処にでもあるポート。ある意味最低保証

USB 3.0

5V 900mA。3.0になって仕様自体がやや上限が引き上げられた。

USB Battery Charging(USB BC 1.2)

USBの仕様を給電用に拡張した仕様。具体的には以下の2つのポートが定義されている。

Charging Downstream Port

給電とデータ通信の両方を行うポート、最大5V 1.5Aまで、但しハイスピードのときは900mAまで

Dedicated Charging Port

データピンを短絡させることで、給電専用と認識させる。5V 1.5A

PowerIQ

Ankerの充電器やバッテリーが対応している仕様。給電対象の能力を検出して、最適な電流を供給するとある。実際に低出力のアダプタにくらべると確かに速く充電できるのだけど、説明ページにある比較対象がiPadAndroid Chargerを使った時だったりそもそも能力不足のアダプタとの比較ではないかという気がする。 単純に大電流が供給可能な充電器とどれほど違うのかは疑問。現状出ている製品では1ポートあたりで1.5A以上は供給できそう。製品仕様には明記されていなかった。

Quick Charge 2.0

Qualcommが提唱している給電規格。2013年発売のSnapdragon 800からサポートされた。

全然話題にならなかったが、Quick Charge 1.0というのもあってこちらは5Vで2Aまで供給できる。Quick Charge 2.0では9V 1.67Aや12Vまで上げてバッテリーの75%まではより速く充電できる。それ以上は通常の5Vに切り替わり充電を継続する。

Nexus 6など既にサポートしている製品が流通しているのが大きい。給電側も幾つか製品が出ている

チップメーカーが提唱する規格だけあって、そのチップを使っていない製品ではサポートしていない。例えばiPhoneでは今後ともサポートされることはないだろう。

(2015/9/27追記) 2.0が普及しきっていないのに、早くも次のバージョンが発表されていました。

ASCII.jp:クアルコムが高速充電技術「Quick Charge 3.0」発表、2016年にスマホ搭載へ

供給電圧の上限などに変更はないものの、より細かい粒度で電流量を制御出来る模様。

USB Power Delivery

USB 3.0の拡張として策定された仕様。上記のUSB BC 1.2と並存する。

給電と受電側でネゴシエーションを行い通常の大きさのコネクタで20V 100Wまで、microUSBで20V 60Wまで供給可能。

USB Type-CしかコネクタがないMacBookもこのUSB PDの規格に準拠した給電デバイスから受電が出来る

USB Type-Cのコネクタがあると必ずこの規格に対応対応するわけではないようで、OnePlus 2はUSB Type-Cを備えているが高速充電には対応していない。ただ、今後登場するUSB Type-Cのスマートフォンは多くがこの仕様に準拠するのは間違いないだろう。

この規格の独特なところは、充電方向を逆にすることも可能という点。Note PCから給電を受けることも逆に給電することも可能。

Qi

ワイヤレス給電の規格

現在の仕様では5Wまで給電可能。中電力用の15Wの仕様まで策定されいる。

ドコモが2012年から2013年ごろに非常に力を入れており、その頃は対応した端末が多く出た。後にQiに対応しているわけもないiPhoneが出たりしているうちにAndroid端末もあまり対応しなくなってしまった。

個人的にはNexus 7(2013)とNexus 5が対応しているので、よく使っている。Nexus 6もサポートしているが、Nexus 9は対応していない。

microUSBに接続してQiの給電ヘッドになるという製品ならば2000円ぐらいからある。

ワイヤレス給電していると端末が非常に熱を持つのと給電速度が遅いのは欠点だと思う。給電と受電対象のコイルを近づける必要があるので位置決めを適切に行わないと充電ができない。コイル側が動いて最適な位置をとる製品もある。

最近はSamsungが空港の発着ロビーに充電スタンドを設置しているが、ここにもQiの給電部分がある(私以外使っているのを見たことがないが)。日本国内では未発売だがIKEAの家具にQiの給電コイルが内蔵されたものもある。

普段使っている感想からすると、置いてある間にいつの間にか充電されているというのが非常に便利。家具と統合するというのは正しい方向性だと感じる。給電速度が遅いのはその通りだしもうちょっと速くして欲しくはあるが、ただ置いてあるだけで充電されているので待たされている感覚は小さい。

Rezence

これもワイヤレス給電の規格

50Wまで給電可能な仕様だが、恐らくまだ製品は出ていない。

Power over Ethernet

普通の家庭にそんなものない

まとめ

今すでに製品があり、すぐに使えて効果が大きいのは Quick Charge 2.0。ただ今後はUSB Type-Cと同時にPower Delivery対応製品がどんどん出てきそう。単なるACアダプタでもPower Deliveryのチップを搭載して、インテリジェントに端末と通信するようになっていくだろう。

個人的にはQiの充電インフラを結構整備してしまったのでこれで行けるところまで頑張って、次の端末からはType-Cで揃えていきたい。