3月、4月ぐらいに観た映画とか

同じく劇場とかネット配信で観たもの

ゴースト・イン・ザ・シェル

実写版。監督がアニメ版の攻殻機動隊の相当のファンなのか、全編がアニメ版(押井版攻殻機動隊イノセンス、SAC、2nd GIGなど)の映像を切り貼りしたような映像。

脚本はハリウッド風だし、追加設定も多いのに映像だけは引用ばかりなので、チグハグな印象を受ける。引用元となった作品では必然性があってのシーンでも映像だけを引っ張ってきているので、個々のシーンに根拠が感じられない。

オリジナルのアニメ版よりも予算をかけたファンムービーという感じ。コミック版はあまり眼中にないようだった。押井監督と神山監督が撮影現場に呼ばれたりしたらしいが、ここまで慕われたら作品を悪くは言えないよな。

スノーデン

エドワード・スノーデン事件を下敷きにしたドキュメンタリー、オリバー・ストーン監督作品だけあってそういうメッセージ性が強い。

コンピュータの描写は確かに一部おかしいのだけど、主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットはスノーデンとそくりだし話としてきれいにまとまっているのは流石。

どこまでが脚色なのか、実話なのかは眉に唾をつけつつ観る必要があるだろう。

ミュンヘン

ミュンヘン・オリンピック襲撃に対するカウンターテロを行った部隊の作品。実話かと言われると微妙らしい。

スピルバーグ作品だが、グロい描写も多くこれは受けないだろうなという内容だった。いい俳優を揃えているしお金はかかってそうだったが。

バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)

マイケル・キートンの自虐ネタ。個人的にはエドワード・ノートンに全部持っていかれたような印象。

劇場で見たかったが、気づいたら終わっていた。のでNetflixで観た。

シーモアさんと、大人のための人生入門

本編はシーモアバーンスタインというピアノ教師のドキュメンタリーなんだけど、それよりは人生の後半に差し掛かりこの作品を作ろうとしたイーサン・ホークの心境の方に興味が湧いた。

イーサン・ホークもキャリアが長いけど微妙にメインストリームではない立ち位置で居続けていると思う。

正解するカド

深夜にやっている地上波アニメ、Amazon Primeで配信もしている。

観るまで実際にどういう話か全くわからなかったが、3話時点でびっくりするぐらい王道のファーストコンタクト物。こんな一般人受けしないような作品を作って良いのか、嬉しいけど