同じく劇場とかネット配信で観たもの
ゴースト・イン・ザ・シェル
実写版。監督がアニメ版の攻殻機動隊の相当のファンなのか、全編がアニメ版(押井版攻殻機動隊、イノセンス、SAC、2nd GIGなど)の映像を切り貼りしたような映像。
脚本はハリウッド風だし、追加設定も多いのに映像だけは引用ばかりなので、チグハグな印象を受ける。引用元となった作品では必然性があってのシーンでも映像だけを引っ張ってきているので、個々のシーンに根拠が感じられない。
オリジナルのアニメ版よりも予算をかけたファンムービーという感じ。コミック版はあまり眼中にないようだった。押井監督と神山監督が撮影現場に呼ばれたりしたらしいが、ここまで慕われたら作品を悪くは言えないよな。
スノーデン
エドワード・スノーデン事件を下敷きにしたドキュメンタリー、オリバー・ストーン監督作品だけあってそういうメッセージ性が強い。
コンピュータの描写は確かに一部おかしいのだけど、主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットはスノーデンとそくりだし話としてきれいにまとまっているのは流石。
どこまでが脚色なのか、実話なのかは眉に唾をつけつつ観る必要があるだろう。
ミュンヘン
ミュンヘン・オリンピック襲撃に対するカウンターテロを行った部隊の作品。実話かと言われると微妙らしい。
スピルバーグ作品だが、グロい描写も多くこれは受けないだろうなという内容だった。いい俳優を揃えているしお金はかかってそうだったが。
バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)
マイケル・キートンの自虐ネタ。個人的にはエドワード・ノートンに全部持っていかれたような印象。
劇場で見たかったが、気づいたら終わっていた。のでNetflixで観た。
シーモアさんと、大人のための人生入門
本編はシーモア・バーンスタインというピアノ教師のドキュメンタリーなんだけど、それよりは人生の後半に差し掛かりこの作品を作ろうとしたイーサン・ホークの心境の方に興味が湧いた。
イーサン・ホークもキャリアが長いけど微妙にメインストリームではない立ち位置で居続けていると思う。
正解するカド
深夜にやっている地上波アニメ、Amazon Primeで配信もしている。
観るまで実際にどういう話か全くわからなかったが、3話時点でびっくりするぐらい王道のファーストコンタクト物。こんな一般人受けしないような作品を作って良いのか、嬉しいけど