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現代人は義体化はしていないが、それに近い状態と言えるのではないか

Netflix攻殻機動隊 2nd GIGをやっていたので、久しぶりに見た。

第一話「再起動 REEMBODY」では再結成された公安9課がテロリストが占拠した大使館への突入作戦を行うという話。突入作戦に先立って、テロリストの1名の電脳をリモートから乗っ取って、内部の情報を得るというシーケンスがある。いかにも攻殻機動隊らしいシーンであるが、現代の人質占拠事件があったとして内部の情報を得るためのとっかかりとして使うとしたらスマートフォンだよなと思った。

作中では突入時に支援させる形で仲間を銃撃させているが、スマートフォンを乗っ取るだけではそこまでは難しいだろう。しかし、それ以外については現代でも近いことができるのではないか。建物内での正確な位置情報の取得はもちろん、カメラやマイクを有効にしての室内の情報収集や、対象となっている人物の背後関係などもリモートから調査できるだろう。

映画「スノーデン」ではノートPCのカメラをリモートから有効にすることで、対象の人物に関する情報を得るというシーケンスがあった。どこまでが真実であるかは確かめることが難しい部分もあるものの、政府機関がそれに近いことを実現できたとしても不思議はない。Androidは既知の脆弱性について対応されていない端末も少なくない。

公表されるかは別として、特殊部隊が動くレベルの人質事件が発生した場合に犯人や人質が持っているスマートフォンにリモートから侵入するというのは有りそうな話だと思った。

スマートフォンは様々なセンサーの塊で、個人情報も山ほど抱えて多くの人が持ち歩いており、しかもネットワークに常時接続されているという点で、もはやSFの世界に近い計算機だなと。おまけに脆弱性も多い