最近観た映画

エクス・マキナ

Googleの創業者をイメージした検索エンジンの会社のCEOのプライベートな家に招待された社員がそこでAIの相手をする話。 豪邸ではあるが、狭い家で大半のシーンが完結するのできっと制作費はかかっていないのだろうと思うが、全編を通して映像はそれほど安っぽくない。 話の展開はよくある内容だと思った。

しかし、社長のキャラクターと劇中での扱いが酷いので、モデルになった人からクレームになったりしないのだろうか。 実際にはクレームをあげたら、当人の株を下げることになるだろうし、有名税なのか。

AIとロボティクスの話は別だと思うのだけど、一般の人からしたらAIが実現できれば人型のロボットもすぐにできるというイメージなんだろうか。昔の人工知能物のほうが人型にこだわりがなかったように思う。

帰ってきたヒトラー

ドイツ国内でベストセラーになった本がベースだからか、海外に売る映画としては内容がかなりドイツ国内の事情に入り込んでいた。

オチもブラックだし、ドイツ人だってヒットラーをネタにすること位できるんだぜという自負心めいたものを感じた。しかし、ユダヤ人の下りはさすがにとってつけた感じがしたので、言及しないわけにも行かず言及しても笑いに昇華できるほどでもなく、生々しい傷なんだな。